2010/02/28

東京へ

3月2日(火)~5日(金)の4日間、幕張メッセで行われるアジア最大の食品展FOODEXJAPAN2010に参加いたします。
今回は、山口・防府地域工芸地場産業振興センターさんにお声をかけていただき、瀬戸内海水産開発株式会社様との共同ブースでの展示となります。なんだかとっても隅っこの方で、しかも2分の1のブースなので、かなりひっそりと展示することになりそうですが、ご来場の方は頑張って探してみてください。

ちなみに、私は大学時代に東京に住んでいましたが、しばらく東京に行っていません。「次に東京に行くときは仕事で行こう。」と訳のわからない自分なりのルールを設けてしまったら、こんなに時間がかかってしまったのです(汗)。思い起こせば、従業員の平均年齢60歳を軽く超える、田舎の小さな家族経営の味噌屋が「仕事で東京に行く。」ことは実際かなりハードルの高いことでした。地場産業振興センターさんをはじめとする、色んな方の支援があってのことですが、なんとか東京へ行けることが出来て嬉しく思います。

その割には準備不足が否めませんが、なんとかなるでしょう。


それに伴い、ネット販売の発送を1週間お休みいたします。ご注文は承りますが、商品の発送は3月8日(月)以降となりますので、ご了承ください。

2010/02/27

チリトリ



工場のチリトリは昔から一斗缶を再利用して作っています。



柄が短いバージョンもあります。

2010/02/25

2月25日



仕込みの朝は早い。

・・・といいながら、写真を撮って遊んでたりして。



こちら、昨日はパラパラだった米麹です。3日目になると、菌糸が複雑に絡み合って、このように板状になります。お味噌は基本的に、この米麹と大豆、塩を混ぜて仕込み、熟成させて作ります。(麦みその場合は麦麹と大豆と塩)

今日は朝からとても風が強く、鼻がムズムズ。
花粉症の私には辛い季節の到来です。

2010/02/24

2月24日


明日の米みその仕込みに向けて麹造りの真っ最中。
麹は基本的に3日かけてつくります。写真は蒸した米に麹菌をつけたところ。今はこのようにパラパラですが、1番手入れ、2番手入れを経て、明日の朝には菌糸が絡みついて板のようになります。

2010/02/23

寒仕込み


寒い時期の仕込みは雑菌が少ないため長期熟成の味噌はこの時期に仕込みます。最近、暖かい日が続いていましたが、先週の仕込みの日は朝から雪が舞う、本当の寒仕込みとなりました。


仕込み直後の味噌の様子。
これから一年間、じっくり熟成されます。

2010/02/15

直売所


光浦醸造には直売店と呼べるような立派なお店はありませんが、一応、工場に来ていただければ直接ご購入いただけます。
看板も何もありませんが、こちらが入口となっております。


最近、工場に来られるお客様が多くなってきたので、これでもちょっとは直売所っぽくしてみました。今後、少しずつ手を入れていきたいと思います。


店番はいません。大きな声で呼んでいただくか、こちらのベルを振って鳴らしていただけると誰かが奥から出てくると思います。大したおもてなしは出来ませんが、お待ちしております。

でも、もしかしたら来週あたり、飴くらい置いているかもしれません。

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【営 業 日】 平日のみ  (土日祝日盆正月はお休み)
【 営業時間 】 8:00-17:00 (12:00-13:00はお昼休み)
【場    所】 山口県防府市大字台道4725 → 詳細地図
【電    話】  0835-32-0020
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もやしもん



「もやしもん」という漫画をご存知でしょうか?
麹屋の息子である主人公が農大に入学して繰り広げるストーリーなのですが、そのシチュエーションが私の通った大学と学科が(おそらく)モデルとなっており、個人的にかなり面白いのです。

その主人公は空中にいるA・オリゼーや、S・ラクチス、L・フルクチボランスといった「菌」が肉眼で見えて会話が出来るという特殊能力があり、菌にまつわるストーリーとなっています。 → もやしもん菌名鑑
※残念ながら私には菌は見えませんし、話せません。

正直、こんなシュールな話、ごく一部の人にしか受けないだろうと思っていたのですが、なんとすでにTVアニメ化されているそうです。しかもこの夏にはドラマ化まで。一体どうやって実写化するのでしょうか?

それにしても漫画を読むのってこんなに疲れるものだったかな~?
ようやく3巻を読み終わったけど、結構クタクタです。

2010/02/13

修理中



これは原料処理の際に使用する機械です。
かなりの年期モノで、おそらく60年くらいは使っているのではないでしょうか。毎年「もうだめだ。」といいつつ修理をしながら使い続けています。

昔のものというのはシンプルながら本当に憎いくらい丈夫に作られています。物が無い時代だったからこそ、丈夫にそして丁寧に作っていたのでしょう。
物が溢れている今の時代の私たちもその姿勢は見習わないといけません。

しかしこの機械、今度こそはもうダメかもしれません。今度こそは。

2010/02/10

光浦醸造について



光浦醸造は山口県防府市で味噌と醤油を製造している小さな醸造所です。現在は8名で製造販売をおこなっています。

味噌・醤油は日本の大切な伝統調味料です。
県外に誇れる地域の味、世界に誇れる日本の味を守ること、そして創ること。また未来のために、より良い食育に貢献すること。
規模は小さくとも、伝統調味料造りに携わっている私たちには、ほんの少しでもそのような食文化を担っている責任があると思っています。
空を飛ぶように大きく動くことは出来ませんが、地に足をつけて一歩ずつ前に進みながら、そのような責任を果たしていけたらと考えています。

そしてなによりも、皆さんにとっての "使って嬉しい調味料" になれるように、
社員一同、美味しい味噌醤油作りに真面目に励んでいます。

そしてこのblogも真面目に励みます。きっと。


光浦醸造HP http://www.asahimiso.com/

→ 光浦醸造直売所について

2010/02/09

はじまり

入社して9年目を迎えようとしています。
ご報告が遅れましたが、私、光浦健太郎は平成21年7月より光浦醸造工業株式会社の代表取締役に就任いたしました。
若輩者ですが、今後ともよろしくお願いいたします。

だからというわけではないのですが、本日より新しいブログを始めます。
日頃の醸造所の様子や味噌・醤油について、また、商品案内やイベント情報など、光浦醸造について真面目にお伝えしようと思います。真面目に。
多分面白くはないです。

よろしくおねがいします。